友人から紹介されたミネラルウォーターはサーバーに水道水を入れ、ミネラルを添加してろ過して作るものです。
先日申し込みを済ませたのですが、届くまでにはまだしばらくかかりそうです。
そこで、普段飲んでいるミネラルウォーターのことを調べてまとめておこうと思います。
あまり気にして買ったことは無かったけれど、市販のペットボトルのミネラルウォーターってミネラル含有量はどれくらいなんだろう??とかね・・・
前回の話▶水道水の基準改正でどうなるの?水道水を飲めない理由
ミネラルウォーターのミネラル量ってどれくらい?
一概にミネラルウォーターと言っても多種多様。
お店でペットボトルに入ったミネラルウォーターを買う時に、ミネラル量をチェックして購入しますか?
私はラベルと値段で買ってしまっています(;^_^A
実はミネラル量なんて、これっぽっちも気にしたことは無かったです。
そもそも、ミネラルウォーターの定義なんていうのがあるのを知っていましたか?
ミネラルウォーターは商品の特性上、気候・気象・地質・地形等自然の条件に強く関わりあっているので、世界各国によって考え方に差があり、品名表示の方法もそれぞれ異なっております。
日本では、現在のところ、農林水産省がミネラルウォーター類の品質表示ガイドライン(1990.3.30)を策定して、製造者の指導を行っております。
そのガイドラインによりますと、ミネラルウォーター類(容器入り飲料水)は、ナチュラルウォーター・ナチュラルミネラルウォーター・ミネラルウォーター・ボトルドウォーターの四つの品名に分類されております。
ミネラルウォーター類の基準と定義を簡単にまとめると・・・
ナチュラルウォーター
・・・単独の地下水源から採水された原水のみを原料とした飲用水。水の処理工程は沈殿、ろ過、加熱殺菌以外の方法を取らないもの。
ナチュラルミネラルウォーター
・・・ナチュラルウォーターのうち採水地にたどり着く過程で地層のミネラルをふんだんに溶解した水をナチュラルミネラルウォーターという。実際、市販されている飲料水の大半はナチュラルミネラルウォーターとして品名表示されている。ミネラルの溶解量や硬度、成分バランスなどはそれぞれ異なる。
ミネラルウォーター
・・・ナチュラルミネラルウォーターを原水とし、ミネラル調整や浄化を行ったもの、また水源の異なるナチュラルミネラルウォーターを混ぜているものなどはミネラルウォーターとして表示される。
ボトルドウォーター
・・・基本的に以上3つ以外のものに対して表示される。ボトルドウォーターの代わりに「飲用水」と記載される場合もある。以上の3つの水源は地下水と定められているが、ボトルドウォーターの関しては水源の指定は無く、河川や海から採水した水を使用したものもある。また浄化方法に関しても基準を定めていない。
ボトルドウォーターとして販売されている水は多種多様で、水道水をそのままボトリングして販売しているものからアルカリイオン水などのように独自の水質を売りにしているものや、逆浸透膜のような浄化装置を利用して残留塩素とともにミネラル分も除去したRO水(赤ちゃんの調乳などで使うことが多い)などがある。
ややこしくてわからない・・・Σ( ̄ロ ̄lll)
まとめると、ミネラルウォーター(ナチュラルウォーター、ナチュラルミネラルウォーターも含む)との違いは採水地と処理方法になります。
で、肝心のミネラル量ですが商品によって全く違うってことですね(;^_^A
そりゃそうだよね・・・
ミネラルウォーターでミネラルを摂取できるのか?
次の疑問はと言えば、じゃあミネラルウォーターを飲んでいればミネラルを摂取できるのか?ってこと。
これってすごく気になっているんですよ~
だって、食品とかサプリとかからだってミネラルを取ることが出来るじゃないですか?わざわざ水からミネラルを摂る必要があるのか考えますよね・・・
そもそもミネラルは体にいいって言っても何が?っていうのもありますよ(;^_^A
ミネラルとは?
ミネラルとは日本語で「無機質」のこと。
栄養素のひとつではあるけれど、単一の成分ではなく、ナトリウム、カリウム、カルシウム、鉄、亜鉛などなど、たくさんの種類があります。
ミネラルはエネルギー源になることはないけれど、体内で筋肉や血液、骨といった体の構成成分になったり、エネルギーを作り出す際の代謝の補助をしたりなど、重要な役割を果たしています。
ミネラルは体内で作り出すことが出来ないから、食品などから摂取しましょうねってことだったんですね。
ミネラルには100種類以上の種類があり、そのなかで人体の機能維持や調節に欠かすことのできないミネラルは必須ミネラルと呼ばれています。
その中でも「主要ミネラル」7種類と「微量ミネラル」9種類に分かれいて、微量ミネラルは1日の摂取量が100mg以下と定められています。
主要ミネラル
ナトリウム、マグネシウム、カリウム、カルシウム、リン、硫黄、塩素
微量ミネラル
クロム、マンガン、コバルト、セレン、モリブデン、ヨウ素、鉄、銅、亜鉛、シリカ
※ミネラルと体の関係はまた改めてまとめる予定です。
で、ミネラルウォーターでミネラルを摂取できるか?については、これまた商品によって含有量が全く違うので、一概に全部摂れるよとは言えないってことですね。
ミネラルウォーターごとのミネラルの比較
普段お店でよく目にするミネラルウォーターの100ml当たりのミネラル量を見てみました。
南アルプスの天然水(サントリー)
富士山のバナジウム天然水(アサヒ飲料)
アルカリイオンの水(キリン)
エビアン
クリスタルカイザー
ナトリウム(mg)1.13 カルシウム(mg)0.64 マグネシウム(mg)0.54 カリウム(mg) - 硬度(mg/L)38 PH 7.6 品名/ナチュラルミネラルウォーター
ボルヴィック
コントレックス
こうして見てみると、コントレックスのミネラル量は群を抜いていますね・・・
一時流行ったコントレックスでダイエットっていうのは、ダイエット中の栄養補助、便通が良くなる(マグネシウム量が多い)というような観点から人気だったんですね~
でもコントレックスって不味い印象しかないです(笑)
ちなみに、上記で赤ちゃんのミルクにも使えるミネラルウォーターは・・・
- ボルヴィック:60mg/L
- クリスタルガイザー:38mg/L
- 富士山のバナジウム天然水:29 mg/L
- 南アルプスの天然水:30 mg/L
私にミネラルウォーターを勧めてくれた友人の友人は、そのミネラルウォーターに更にミネラルを追加して毎日飲んでいたところ、半年で体重が4kg減ったと言っていました。
ミネラル豊富な水を飲んでいることでデトックス作用があったのかな~なんて言ってましたけどね。
その水、飲ませてもらいましたが・・・おいしくはないです。
なんか、すっぱい感じ・・・でも後味は水・・・みたいな?不思議な感覚です。
でもこのミネラルウォーター、以前どこかで飲んだことがあるような・・・・
ミネラルウォーターのサーバーが届いたら、私もミネラル増やしてダイエットに挑戦しようと考え中(笑)
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